いざという時、必要不可欠なものだけでなく、心が落ち着く手助けになる防災アイテムを考えてみましょう。
いつも食べているものや使っているものを選ぶ
「防災対策」というと、さまざまなものが出回っていますよね。
不要不可欠なものはもちろんですが、いざという時の不安を取り除いたり、気持ちが落ち着くものもあった方が良いとされています。
たとえば備蓄食には、食べ慣れたものの中に、ぜひお菓子を取り入れることをおすすめします。
なじみのあるお菓子やゼリーは、緊張状態の時に食べると、気持ちがほっとできるそうですよ。
心が疲れているときに甘いものがあると、心が和らぎますし、ゼリーなら食欲がない時でも比較的食べやすいかもしれません。
ビタミンなどが入ったゼリー飲料も良いですね。
小さなお子様がいる場合は、お子様が食べ慣れたお菓子を常備することもおすすめします。
避難所で過ごす場合、肌に身に着けるものも普段と同じものがあると良いですね。
下着の替えや、女性ならいつも使っている生理用品も必須。着替えることで不快感を軽減することができます。
マスクも大きさやフィット感、顔に当たる素材の感じなど、好みのものがあるのではないでしょうか?
お気に入りの避難袋などに入れておくと安心です。
重要な情報を得るのにスマホは必需品。避難所に行った際には、充電待ちで長蛇の列ができたという話もあります。そこで、モバイルバッテリーがあると便利。
また、ラジオも大切ですが、今の日常ではインターネットでも聴けることから、ラジオ自体になじみがない人も多いそうです。
いざという時に「使い方が分からない!」と慌てないためにも、時々聞いてみるのもいいでしょう。
100円ショップにはランタンも豊富にあるので、手軽に取り入れますね。
いざという時でもほっとできるものを
断水した場合、水は貴重です。そこで、マウスウォッシュやウェットシート状の歯磨きなど、水を使わなくても済む歯磨きセットがあると助かります。
歯を綺麗にすることは衛生上必要なことはもちろん、気分転換にもなります。
アロマの香りも役立つのでお気に入りの香りのものや、癒しをもたらしてくれるラベンダー、殺菌効果のあるミント系などを備えておくのも便利です。
ハンカチに1~2適たらしてゆっくり吸うのもおすすめです。
100円グッズでかわいいキャンプグッズ品が出ているので、それらを防災グッズに活用できるのもおすすめ。
たとえば、紙皿や紙コップ、割りばしなど、使い捨てのものでもお気に入りを見つけてストックしておけば、使うときに少しでも気分を上げることができるかもしれません。
避難中の時間を過ごす娯楽的なアイテムもあるといいですね。たとえば、トランプや、折り畳み式の小さい将棋盤セット、オセロセットなどは電力を使わず遊べて、コンパクトに収まるのでおすすめ。
夜は、不安や慣れない環境でなかなか寝付けないこともあるでしょう。
そこで、アイマスクや耳栓があると助かります。
漫画や本などもあると、不安を紛らわせることに一役買います。
みなさんも、いざという時に備えて、防災グッズの見直し・補充をしてみてはいかがでしょうか?