今年は5月から真夏日が続出し、すでにエアコンはフル稼働の毎日。
電気代も高騰する中、節電・省エネを意識して、快適に夏を乗り切る工夫を実践しませんか?
家計を圧迫する、電気代高騰の背景
大手電力会社の多くが一斉に電気料金を値上げしました。主な理由は、コロナ感染後の経済復興やウクライナ戦争が引き金となり、天然ガス・石油・石炭などの化石燃料価格が高騰したためと考えられます。
世界中で問題視されている地球温暖化の影響で、年々気温も上昇し、エアコンのフル稼働は必至。CO2を減らす意味でも、日々の節電を心がけましょう。
できることから始めよう~家計にも地球にも優しい節電対策~
エアコン稼働の鉄則
①エアコンの温度設定を1度あげると約10%の節電になるそう。なるべく、26~28度を維持しましょう
②フィルターはこまめに清掃を。また扇風機を一緒に使用するのも、冷却効果アップにつながります。
③節電だからと頻繫にスイッチを切るのは逆効果。エアコンは作動時にもっとも大きなエネルギーを消費します。
家屋や室内を冷やす工夫
①屋外の遮光対策が有効。つる性植物で外壁や窓を覆う緑のカーテンや、サンシェードなどを活用して、強い日差しを和らげましょう。
室内カーテンも遮熱タイプにして、熱の吸収を抑える明るいカラーを選ぶのがベストです。
②早寝早起き生活を実践。照明も室温を上げる一要因です。また照明器具はLEDに交換すれば、大幅な節電が期待できます。
③部屋にこもった熱を逃すには換気が一番です。対角線上にある2カ所の窓を開けて風の通りを良くしましょう。
視覚と香りで体感温度を下げる
①白やブルーの寒色系インテリアに模様替え。視覚に加え、ペパーミントの香りは体感温度を下げる効果が期待できると言われています。
清涼感のあるルームフレグランスの活用を。
猛暑日が続く中、高騰している電気代を少しでも抑えながら、ぜひ快適に過ごしください。