暑い時期が過ぎたころに、繫殖する秋カビ対策をご紹介。
快適で健やかに過ごしましょう!
室内をきれいに保ちカビを防ごう
基本的な対策
カビの栄養となるホコリや食べこぼし、水回りの水アカを取り除きましょう。普段の掃除はもちろん、ホコリがたまりやすいサッシまわりもキレイにしましょう。
また、こまめに換気をし、風を通すことも大切です。浴室の換気扇はすぐに止めず、室内をしっかり乾かしましょう。
浴室の対策
浴室内の水滴をこまめに拭き取り、水気が残らないようにしましょう。こまめに掃除をし、カビがあれば除去を。
シャンプーボトルなどの底も定期的にチェック!ヌメリなどを取り除きましょう。
落ちにくい黒カビは、塩素系洗剤がおすすめ。普段のお手入れは、中性洗剤で十分です。
カビ対策として、乳酸の力やお酢の力でカビをやっつけてくれる洗剤もおすすめです。
掃除後は、防カビ効果が期待できる、くん煙剤を使うのも良いですね。
クローゼットも時々扉を開けて通風を。
エアコンや衣類のカビ対策もお忘れなく!
エアコンの対策
フィルター掃除は、ほこりを掃除機や古い歯ブラシなどを使って取り除きます。さらに汚れが気になったら、中性洗剤をぬるま湯に溶かしてしばらくつけ置きして、水洗いをし、しっかり乾かしましょう。
吹き出し口などをドライヤーで拭き、可能ならプロに頼んで内部の掃除もしてもらい、暖房を使う時期に備えましょう。
ちなみに、エアコンを使用し、電源を切るときは、30分~1時間程度送風運転をすることで、内部の湿気を乾燥させることができるそうです。
衣類の対策
しばらく着ない夏物の衣類は、液体洗剤よりも洗浄力の高い粉末洗剤や、酸素系漂白剤などを使って汚れをしっかり落としてから収納することをおすすめします。
クリーニングから戻ってきた衣類は、ビニールカバーがかかっていますよね。ホコリ除けになりそうなので、そのままクローゼットに収納しがちですが、それは避けた方がベター。ビニール内に湿気がこもりやすくなり、カビの一因になってしまうからです。
クリーニングから戻ってきたら、カバーを外し、室内でしばらく干してからクローゼットへ。
一方で、最近は、片面に不織布が使われたカバーも見られます。不織布は通気性があるので、カバーをしたままクローゼットの収納しても良いでしょう。
クローゼットや押し入れに除湿剤を使うこともおすすめ。ヒノキなどのウッドチップは、防カビや除湿の手助けをしてくれるそう。
香りも良いので、使ってみるのもいいですね。
カビはアレルギーを発症しやすくなる一因にもなります。
皆さんもカビ対策をして、秋カビの繫殖を防ぎ快適に過ごせるよう、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。