本格的な冬の到来に向けて、暖房設備の見直しを。
室内の熱を外部に逃さぬよう断熱性能を向上させて、快適な暮らしを実施しましょう。
省エネ・節電につながる効率よく部屋を暖めるポイント
暖房器具の特性を把握して、併用活用
暖房器具にはそれぞれ特性があります。たとえばエアコンは、部屋全体を暖めるのに優れていますが、時間がかかるのが弱点です。
足元を集中的に温められるこたつなどを併用することで、効率よく寒さを和らげることができます。
【空間全体】 + 【局所部分】 +加湿器で体感温度アップ!
・エアコン ・こたつ
・ファンヒーター ・電気ストーブ
・床暖房 ・電気カーペット
快適な温湿度目安は、室温20℃、湿度50%です。
部屋の暖気を逃さない手法
暖房器具をフル稼働しても、寒さを感じるのは室内から暖気が逃げていると考えられます。
熱の出入りが多い窓をはじめ、家の断熱性を高める工夫をしましょう。
・断熱効果の高い窓や外壁にリフォーム。
・窓に市販の断熱シートを貼る。
・厚手のカーテンに変える。
・床に断熱材を敷き、その上にラグなどを設置する。
・濡れタオルを干すなどして、湿度を上げる。
エアコンの使用法を徹底
エアコンは、室内温度を設定温度にするまでが、もっともエネルギーを消費します。
電気代を節約するためにも賢い使い方を実践しましょう。
・自動運転に設定する。
・風向きは下向きにする。(センサー搭載機種の場合は自動コントロールモードに)。
・サーキュレータを同時に稼働する。
・2週間に1回、フィルターの清掃を行う。
電力会社・契約プランを見直す
多くの会社からさまざまな電力プランが提供されています。
生活スタイルなどをふまえ、適切なプランを選択し
省エネや節電を意識し、快適に冬支度をしませんか?